自作10-4st 模型エンジンを搭載したエアロンカC−3です。
049クラスの機体ですが、スパン1120mmあります。
全備重量は650gで10クラス4サイクルエンジンでゆったりと飛行します。
空飛ぶバスタブと呼ばれたフロント部のキャビンと
三角胴体が昔のパーソナル機の雰囲気を出しています。
エアロンカC-3は今まで大小4機ほど作りました。
この機体には、絹張りのイエローがよく似合います。
懐かしい機体ですが、30年ほど前の「フタバR/C研究所」の
バルサキットから製作しました。
今では貴重なバルサキットと思います。
10エンジン搭載のため、防火壁を後方に下げ、
主翼もスパーを入れて補強し、エルロン仕様に変更しました。
スーパーチャージ方式の4サイクルエンジンです。
APC7×3のペラでmax13500rpmほど廻ります。
エアロンカには7×4で少し回転を抑えています。
製作途中と生地完の機体です。
049にしてはかなり大きいように思いますが
実機が僅か30馬力ですので、ハイパワーエンジンは似合いません。
カウルはシリコンで型取りしてFRPで製作しました。
小さなカウルなので、比較的容易にできます。
塗装は本体と色を合わせるためFRPの上に黄色の絹を張り
ドープとウレタンで塗装しています。
給油口は実機と同じようにフロント上部に取り付けました。
シリコンチューブを引き出して給油します。
給油し易くこぼれないので重宝します。
排気オイル飛散防止のパイプはテフロンパイプを使ってみました。
耐熱性はシリコンより高いので、変形はありません。
何かに使えそう・・・。
タイヤは昔のカバン製のバルーンタイヤで
ホイールはアルミで切削しました。
ショックアブソーバーはダミーです。
エアロンカのロゴシールは、ネット画像から取り込んで
プリンターでシール印刷したものを張り付けました。
インクジェットですが燃料にも侵されません。
手前(黄色)が10エンジン搭載機、奥が20-4st水平対向エンジン搭載のエアロンカC-3
同じ大きさに見えますが、奥はフタバの09〜15クラスのエアロンカです。