直列4気筒エンジン シーラスのテストラン



直列4気筒模型エンジン「シーラス」のテストラン

【快調に廻る?シーラス模型エンジン】

チョークしてクランクすると、コツン、コッ、と爆発を感じます。
プロップを軽くクランクすると、始動しそうな感じ・・・
数回のクランクで、爆音を上げました。
慌てて、スロットルを絞り、しばらく回転を維持します。
燃料がリッチ過ぎるのでしょうか排気管からはオイルが飛び散ります・・・(^^;)

後ろにあったアロエが、オイルでベタベタに・・・(^^;)
(写真は、排気管に飛散防止のパイプをセットしました。)

単気筒の4サイクルとは違って、ブル、ブルッ、とはいきません。
ブォー、ブォーという感じです。かなりヘッドは左右に振動します。
エンジンマウントは振動を考えて、アルミ板と防振ゴムで固定しました。
とり合えず、1タンク終了・・・ホッ〜。
直列4気筒エンジンのサウンドは、単気筒とは異なり、
連続爆発する迫力の低音・・・。



直列4気筒 模型エンジン

【火入れ前のシーラス直列4気筒模型エンジン】

排気量は10ccのはず・・プロップはダイヤ径12”×ピッチ6"
でとり合えずセットしました。何となく小さい?
4気筒が精悍に見えます。
タペットのクリアランスを指で確認して・・いい具合。


プラフヒート パルス式プラグヒートコンバーター

【4気筒エンジンへのプラグヒート】

プラグはチャンピオン製のグロー用VG-3です。
外観からは、イグニッションプラグみたいですが、太めの白金コイルです。
ヒート電源には、自動車用12Vバッテリーと、・・
シンワ製のパルス式のレギュレータでプラグ2個を1ユニットでヒートします。
レギュレータは、DDコンバータではありません。
通電をパルスでスイッチングするタイプです。


シーラスエンジン

【2〜3タンク、テスト運転】


プラグの調子が悪いのでしょうか?
低速で、どれかのシリンダーが失火しているようです。
昔のカルト製のプラグに交換して再テスト。

急に高回転で回ります。低速、アイドルが効きません・・・?
キャブ吸気口を指で塞いでも・・いつまでも廻ります。

吸気方式の問題でしょうか?
クランクケースを経由して各シリンダーに送気されます。
ケース内に残留した燃料は、いつまでも送気されるため?

シーラスはキャブの位置は後方タイプ(シリンダー経由)と、
シリンダー直前のタイプ?があるようです。
クランクケースを経由するのは、問題があって、キャブの位置を
変更したのでしょうか?(もう、製作者ジーママンはいません)



シーラスエンジンにもいくつかタイプがあるのでしょうか?
今回テストしたシーラスは、ケースは砂型?
キャブも口径が大き過ぎるような・・・
模型エンジンも思考錯誤を繰り返して、
高性能なエンジンになっていきます。
貴重な模型エンジンを、改良すべきか?
それとも、当時のそのままの作りで置くべきか?

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