【FS-60模型イグニッションエンジンのテストラン】
4サイクル模型エンジンとして始めて市販されたFS-60エンジン。
初期品は、エンジンヘッド、スロットルなどは削り出しの物でした。
写真は初期タイプではありません。
5%混合油で軽快な排気音で廻ります。低速では、タペットのペコペコ音
がして、懐かしい50ccのホンダカブのエンジンを思い出します。
問題は、ロッカーアーム部の潤滑不足です。
必ず、フライト前に注油が必要です。
点火装置はアルミボックス(なんと手作り)に入ったトランジスタ方式で
昔の点火コイルはありません。後は4.8Vバッテリー、センサー、点火プラグのみ。
進角は回転数に応じて自動進角します。
センシングは上死点手前、約30度の位置でセットして、回転数に応じて遅れを
設ける方式です。従って最大進角30度ということになります。
もちろん、これはセッティングで変えられますので、ほとんどのエンジンに
適合できると思います。手作りの雑な感じですが、性能は優れものです。
2サイクルのGAS仕様を試してみたくて、たまたま手元にあった、
OS15エンジンを改造してみました。
スロットル連動の機械リンク式の進角を試みました。
難なく簡単に廻ります。(拍子抜け・・・)
グローからガソリンエンジンに変更した場合、ニードル調整が大きく異なります。
グローと違って、かなり絞り込む必要があります。
何とも、かわいいスパークプラグです。
手前がチャンピョン製、奥がCH社製のもの・・・
小さくても、自動車用のプラグの何倍もの値段がします。
ネジ径は1/4インチ(6.35mm)で、通常のグロー用と同じです。
昔のGASエンジンはどんなのか? オークションで入手しました。
もちろん、ポイント式です。進角の自動調整はありません。
よく考えたら、飛行機のエンジンに自動進角なんか必要ないか・・・
自動車のように、アクセルを頻繁に使うこともないし・・・
付属は点火コイルとコンデンサーです。
SAITOのFA-30模型エンジンのイグニッション仕様も改造テストしました。
4ストガスエンジンとしては、
最も、それらしい、サウンドのエンジンでした。
でもなぜか、テスト写真も現物も手元にありません?
何でもかんでも手を出して、うん、なるほど、と納得すると、
なぜか興味は、異次元に・・・・。
という事で、次は憧れのタービンジェットエンジンへ・・・。
まだまだ続く・・・。