ソーラーカーの製作と鈴鹿レース参戦

【鈴鹿ソーラカーレース参戦】
aug.'93夏、鈴鹿サーキットを走る！（なぜか雨・・）
予選は、サーキットの周回タイムで競う。
予選セティング中に、トヨタワークスチーム車体から煙が・・・
しめしめ、一つ脱落・・と思いきや・・３０分で復帰・・さすが予備パーツも豊富。
ドライバーには、「ブレーキは踏むな！」車体は絶対壊れないから・・・(^^;)
予選タイムは、ワークスホンダに続いて上位・・・えっ！何で？
ドライバーの意気込みだけで、予選通過・・・。
この１年間、土日は全部この車作りに投入して・・。
本選で走ることだけが目標で、苦労してきたのだから・・・。

【通称・・ブルーコックローチ号】
誰が名付けたのか、「青いゴキブリ号」
確かに、言われれば返す言葉がない。
鈴鹿のシケインもなんのその・・・。
それにしても、何でお日さんは出てこないの・・・。

【試走はいつも快晴・・・】

鈴鹿でのテスト走行は、真夏の快晴・・・。
バッテリの消耗データ、発電量など実践に欠かせないデータ取り。
あれっ、ホンダチームには、Ｆ１の中嶋悟が・・・。
試走はそこそこに、中嶋氏のサインとツーショットの撮影に・・。
我がチームのドライバーは、赤いヘルメットにサインもらって、有頂天。
（でも、なぜ写真が残ってないの？）

アルミシャーシ Wウィシュボーンサス
チェン駆動後輪 コンパネ配線
コンパネインジケータ 手作り実体配線

【コックローチ号の内部は・・・】

  • サスペンションはＷウィシュボーンの本格機構。
  • 回生ブレーキ付きの直流モータ。後輪１輪のチェーン駆動・・・。
  • ソーラパネルの発電量は約１ｋｗｈ（あまり高性能ではありません）
  • ボディはアルミシャーシに、カーボンカウルです。

    • 【人気のドラえもん号】


    【ホンダ・日産・・そして・・】


    ワークスチームから、個人参戦までさまざま・・
    優勝は圧倒的強さで、ホンダに・・
    レース終盤では、次々とコース上がソーラカーの墓場に・・・
    ホンダだけが、一人で走ってる？
    ほんとにバッテリーだけで走ってるの？エンジン付いてないぃ？
    いつまでも走っていました。やっぱり凄い！

    予選・本選の２日間、一度も太陽は出ませんでした。(;;)
    これなら、大きなソーラパネルは要らなかった？
    日頃の行いが悪かったのでしょうか？
    我がピットは、隣が「ドラえもん」と「日産」、その隣が「ホンダ」・・
    人だかりは出来るのですが、両隣に・・・。
    総費用1000万円也・・（広告宣伝になったでしょうか？）
    応援頂きました皆さん、誠にありがとうございました。

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