成分 % | Ni | Cr | Fe | Nb | Mo | Zn | 適合材質 |
@ T-32タービンブレード | 77.55 | 13.29 | 1.65 | 2.03 | 4.61 | 0.86 | インコネル713? |
A T-32燃焼室 | 62.14 | 20.71 | 4.79 | 3.56 | 8.81 | 0.00 | インコネル625 |
B T-32排気コーン | 8.21 | 17.48 | 72.33 | 0.00 | 0.24 | 0.00 | SUS304 |
C (IHI タービン) | 57.16 | 9.83 | 1.35 | 2.50 | 4.60 | 24.39 | ??? |
測定には多少バラつきがあります。(^^;)
とんでもない数字が出ることがありますが何回か測定すると
そこそこ似たような成分が出ます。
適合材質が完全ヒットしたのは、ABです。
IHI製のターボチャージャのタービンブレードも測って見ました。
Ni=57.16%,Cr=9.83%,Zn=24.39%,・・・亜鉛は多く含まれます?
排気コーンはSUS304でした強度は必要ないのでそんなものかも・・・。
ただタービンブレードは高温下で強烈な遠心力を受けます。
高温時における引っ張り強度のある材料は、
やっぱりインコネル系でしょうか?
X線マイクロアナライザー・・優れた計測器です。
X線を出すので取り扱いには注意が必要です。
照射強度は健康診断で受けるX線撮影の1/300程度
だそうで、危険な被爆にはならないようです。
ためしに腕時計のバンドを測って見ました。
Ti=100% 、やっぱりSEIKO製は間違いない。
100年も前にX線を見つけたレントゲン博士に感謝・・・(_ _)
でも一家に一台は買えません・・・(^^;)