【わんぱく工作マシンルームを改装】
昨年('08年)マシンルームを2階から1階に移設しました。
2階フロアの耐荷重の限界から・・・・
像が乗っても大丈夫なように1階フロアは床下を補強しました。
フローリングは大工さんにお願いして通常の2倍くらいの中間材を
入れていますので、一安心です。
地震対策はマシンはアンカー止めし、架台は全部連結・・・。
たった6畳一間のものづくりのスペースですが、作るものも
マイクロなので贅沢は言えません。
【小物エンジンの棚も・・・】
何しろ自宅の2階・・あまり重い機械は置けません。
マシンの選定の第一条件は、重量です・・・。
現在、卓上NCフライス×1台、汎用フライス×2台、小型旋盤、
高速ボール盤、バンドソウ、シャー付板金加工機、プレス機、・・・
多分、総重量500kg?はゆうに超えていると思います・・。
その分、少しでもせめて自分が痩せなければ・・・^^;
いつもは、こんなにきれいではありません。足の踏み場もない・・
「卓上旋盤 マイフォードML-7」・・こちらから
「卓上ミニ旋盤 サカイML-210」・・こちらから
サカイマシンツール製のシリアル番号65の初期のものです。
加工精度があまりよくなかったので、ボールねじを精度級C-3の、
切削精密ボールねじに改造変更しました。軸方向精度は5/1000です。
(現在は、メーカも同じボールねじに変更しています)
切削加工精度は、±1/100といったところでしょうか・・・
CNCですので、手動のハンドルは付いていません。
パソコンで操作します。プログラム言語は、いわゆるNC言語ですが、
使用できるコマンドは制限されています。
(せめて工具径補正と、バックラッシュ補正があれば・・・)
手加工では困難なクランクケースの円弧切削など、コーヒーブレイク中に
勝手に削ってくれますので、大変重宝してます。
コレット等のツールがNCと共用できるので同じメーカにしました。
xyz軸にはデジタルリードアウトを自分で取り付けています。
国産の1/1000のDROは、非常に高価で、マシン代に匹敵します。
仕方なく、ミツトヨ製測長ユニットとデジタル表示器を3軸付けています。
1/100表示ですが、このクラスでは十分です。
スピンドルの精度、XYテーブル精度は、非常に高く1/100精度での加工ができます。
Z軸は結構重いので、朝顔ハンドル径を1ランク大きく100mmのものに変えています。
スピンドルモータは100v-200wですがパワー不足を感じたことはありません。
インバータ付で、ベルト駆動のため音も非常に静かです。
よくバランスの取れたマシンですが、欲を言えば、Z軸があと50mm欲しい・・・
ミツトヨ製測長ユニットと表示器を組み付け、1/100mmを計測します。(左上)
NCに標準で付属の精密バイス(右上)
100mmロータリテーブル(左下)
小林鉄工製レバーチャックです。超薄型でレバー2本で締め付けます。(右下)
非常に精度が高いチャックですが、値段も目が出るくらい・・・
このNCマシンには、薄型しか使えないところが、苦しいところです。
使っている計測機器類です。
マイクロメータは内径用と外形用のほかホールテスト類です。
電卓はいつも使いますので安物にマグネットを張って近くに貼り付けてます。
バイスは大中小を使いますが、JAM製の豆バイスは重宝します。
精度もいいしワークを挟んだまま大きいバイスで掴めます。
サカイマシン製の精密小型カッティングマシンCM-20です。
焼入れシャフトや超硬などほとんど何でもカットできます。
カット用のスケールが付いてましたが、ミリ精度なので
デジタルノギスを改造して取り付けています。
2/100程度の精度でカットできて便利です。
このノギスもこのマシンでカットしました。
手押しでカットするためワークに強く当たると切断砥石が
欠けてしまうので、ダンパーを取り付けました。
ノブを押すと先ずダンパーで一旦停止して、
その後ゆっくりと入っていきます。
サカイマシンさんは、小型でいい機械を作るのですが、・・・
ダンパー1個で飛躍的に使いやすくなるのに・・・。
台湾製のもので、テーブルは鋳物製、フライスとしては剛性不足です。
もっぱら、ボール盤代わりに使っています。
デジタルリードアウトを取り付けていますので、便利です。
台湾製のCHタイプです。届いてすぐバラバラにしました。
芯出し、スピンドルのベアリングがボールベアリング・・・?
円錐コロベアリングに変更して、給油ノズル穴を設けました。
あまり高精度を要求する旋盤ではありませんが、
加工精度は格段向上しました。(^^)
これも台湾で製造を始めた最初のころのものです。
三爪のスクロールは新しい物に交換しました。
小物の切削にはちょうどいい大きさですが・・・
マイフォードに買い替えて・・我が家の耐荷重が心配・・・・・・^^;
北村製作所製のベルトがけ旋盤です。
50年以上前のものですが、摺動部は全てケサゲ処理が施され、
高精度な旋盤と思います。
新ダイワ工業製のバンドソーです。以前は金ノコで汗だくになって・・
鉄、アルミ、砲金、アットいう間に切断でき、手放せません。
ソーを立てると、手押しでカットできますから便利・・。
金属加工では、どうしても欠かせないマシンです。
ネットオークションで手に入れました。
ブラシモータで8,000〜12,000rpmの高速で廻ります。
1mm以下のドリリングに威力を発揮します。
チャックは0.5〜6.0mmまで掴めます。
高精度で精密加工には必需品です。
ベルメックスの板金加工機、ロール、曲げ、切断の複合機です。(左)
エキセンプレス機です。薄板の打ち抜きに使おうと中古を落札。(右)
ちょっとした金型の方に、お金がかかります。